Thursday, March 08, 2007

Yakushima (Yaku Island) Experience/guide ('∀'=)smile 屋久島体験談 ('∀'=)ニコっ

屋久島は、一言で言うと、へんちくりんである。

でも、微妙な言い方だが、それは、良いへんちくりんである。そう、「特殊」そのもの。

この島は、鹿児島より南西なのに、冬には、雪が積もる。それは、高度の高い山々の為に、日本都道府県全ての気候を持っているそうだ。そして、水洗便所みたいに、全ての物が大雨で島から洗い流される。
近くの硫黄島の火山からは、プップカ煙をあげており、地元の人はそれが当たり前と解釈しているみたいである。
食べた物の中でお薦めが、首折れ鯖の刺身と、飛び魚の唐揚げ、そして、亀の手。あまり、ホテル以外では食べなかったが、潮騒(しおさい)という民宿・レストランでこれらを食べた。


屋久島で食べた特産物
多量な雨の為にあまり、耕せないせいか、精一杯しているようにも見える屋久島の特産物。でも、殆どが、長い間かけた、知識と技術によって美味しい。


首折れさば
鯖を釣れた途端に首を折り、血抜きをする。そうすれば、酸化しない為。これは、関西で食べる〆サバと塩サバよりサバや青魚の臭みが無く、屋久島特有のプリプリした、透明感が高い刺身の登場。是非、試してもらいたい絶品のお一つ。
しかし、御作りにも添えてある、ダイダイには、気を付ける事。私みたいに、屋久島産のタンカンや、オレンジと思い込み、ほおばるとそのすっぱさに目が飛び出る。ダイダイは、酢だちみたいに使う様である。


飛び魚のから揚げ
潮騒で食べた、丸上げの飛び魚。飛ぶ時に使う、30cmに近いひれも揚げられており、パリパリとした食管が抜群。この唐揚げを、紅葉卸と、ポン酢につけ、ご飯で食べると幸せ~。


亀の手
実際にに亀の手ではない。これは、貝の一種。フジツボに似た、貝で、外見は、本当に亀の手みたいないびつの形。でも、味は、アサリやら、貝の味がする。鮮度は、屋久島観光センターよりも、潮騒の方が良かったみたい。


水揚げイカ
新鮮なイカ。生のイカ嫌いの私にとっては、都会にあるイカと区別が付かなかったが、新鮮みたいである。でも、新鮮なために噛みにくーい。


鹿肉の刺身
これは、自分は試した事が無いが、家族によれば、あまり良くないそう。屋久島の鹿ではないみたい。


タンカン
三月ごろが収穫時。みかんと、オレンジの間の大きさと味(想像に任せる)。ホテルとか、観光センターで売っているが、小さい方が甘いそうである。タンカンの前は、ポンカンが採れる。



今回行ったのが、暖冬の後の三月の始めの週だった為に、良かった。ちょうど、雪止めの道路が開け、観光シーズンでは無いので、観光客は、あまりいない。お陰で、道路はスイスイとどこでもレンタルカーでいけた(夏休み頃は、観光客が多い為に道路規制があるそうである。)。しかし、登山以外には、あまりスポーツはできない。水がまだ冷たいので、ダイビングとかカヤックは、まだまだの様子。海がめ産卵シーズンは、夏休みの間。


世界自然遺産になっている縄文杉は、今回時間がなくて行かなかった(行って帰るのに一日はかかる)。しかし、ハイキングをした白谷雲水郷(しらたにうんすいきょう)とヤクスギランドは、おすすめ。

でも、どちらも行く時に注意しなければいけない事は、霧と雨。山なので、天候はすぐに変わる。その為に、天気予報(隣の種子島の天気予報)もあてにならないそうである。

ヤクスギランド
人気の為に夏は、観光バスでしか行けない所。数百円の「協力金」(あるゆる「入場料金」。法に触れないために微妙な言い方を使っているみたいである。いっそうの事なら、「募金」って書けばいいのだが。。。。白谷雲水郷も協力金は、必要。2-300円程度のでご安心を。)色々な、数百年の杉が立ち並ぶところを舗装された道の上を歩く。縄文杉に行けない人に、お勧め。30分コースから150分コースなどもある。ガイドなしでもOK。

白谷雲水郷
ここは、一人で行くのは、天候がいいとき。悪い時は、数メートル以内の視界で、高いが、ガイド付がお勧め(旅行会社を通せば、~一万円)。普通の靴を履いている人も見かけたが、登山靴がいる。舗装された道を少し入ると、大岩を乗り越え、白谷雲水郷へ。私は、それを素通りする、太鼓岩までのルート。江戸時代に作られた小道を通り、ジブリ映画の元になった「もののけ姫の森」を通る。三月は、まだ絵はがきの写真より、ちょっとコケが茶色だったが、コケの森そのもの。鹿を数回ここで見た。そして、その上にあるトイレ小屋(トイレは、この道のりでは二ヶ所しかないので用要注意)で雄と雌のシカをみた。ガイドさんによれば、トイレの下で住んでいるみたい。
湧き水は、硬度約、10。だから、軟水で美味しい。トイレ小屋より少し上の方がお勧め(当たり前だが)。殆どの人々は、もののけ姫の森で引き返すが、太鼓岩まで足を伸ばした方がいい。日本では珍しく、フェンスも何も無い所に、270度位の絶景が見渡せられる。右と左には、海、目の前は、風にあおがられて向かってくる雲と山々。もののけ姫の森より感動する所だ。でも、ここでお昼を食べるのは、ちょっと困難。風がきついので、帽子をかぶっている方は、帽子止めを付けていた方が後で後悔しないと思う。

そして、記念撮影の為にあまり後ろに下がらない事。前にも述べたが、安全ネットとかは無いので、落ちたら、人生オサラバ!過去にそうした人がいたようだ。でも、奇跡的に一命は、取り留めた様。


もし、屋久島に行きたいのならば、要注意しなければいけないことは、まず、天気予報。風と雨がきついために飛行機や、船(トッピー)が欠航になる事がよくある。私が、かえる前日も飛行機2便が欠航、朝に遅れて飛んだらしい。そして、私みたいに最終便を予約すると、帰れなくなる事もある。天候の為にキャンセルなるか、前の便のキャンセル待ちのお客さん達で埋まる事もありうる。その為、ひやひや思いで帰りました。

そして、レンタルカーを借りる時に気を付けないといけない事は、本陸よりかガソリン代が屋久島では高い事。飛行機で初めて降りた日も怪しいと感じたが、ガソリンスタンドでは、値段が全然張っていない。そして、関西で1リットル130円代のガソリンがその時、屋久島では、146-150円代にもいく。鹿児島から、転々と島ごとに運ぶみたいで、本陸に遠くなるほど高いそうだ。ガイドさんによれば、屋久島飛行場の側のセルフガソリンスタンドが一番安いとおっしゃっていたが、そこのセルフサービスでは、ガソリンを満タンになっていますという証明書を発行して貰えないみたいである(レンタルカーを返す時に必要)。そして、ガソリン泥棒が多いのか知らないのだが、レギュラーを入れるパンプが二つある内、一つは、テープで使えないように沢山巻かれていた。屋久島では、原付は少なく、バスか、車の通行が欠かせない見たい。でも、ガソリン代が。。。。

*レンタルカーを借りるなら燃費のいい軽自動車か、普通の乗用車をお勧め。あまり、小さかったら、馬力が少ないかもしれないが、山道では、車一台ぎりぎり通れる道が一方通行ではなく、車が両方から来る。そして、屋久島を一周する道も、ある所では、せまーい。夜は、殆どの所が、真っ暗になるので、慣れない為に道に迷うのも承知の上で行動してください。

でも、今回の旅を又、経験したいと思った。温泉もあるので、色々な年齢層が屋久島では、楽しめる。ジブリの映画、「千と千尋の神隠し」の名前の由来となった、千尋(せんぴろ)の滝もある。その映画の監督が良く屋久島に行くそうで、エコーツアーガイドさん達との飲み仲間であるそうだ。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home